カッピング

「カッピング」は老廃物や痛み物質を除去する効果や自律神経のバランスを調整する効果が期待される施術です。

海外のオリンピアンも行うほどよく知られた施術法で、慢性的な症状に悩まされている方や疲れが抜けにくい方、寝つきが悪い方などにおすすめの施術です。

カッピングは、正確には真空カッピングのことを言います。

痛みやコリを取り除く効果はもちろんのこと、自律神経の働きを調整する効果も期待されています。

 

【カッピングの施術方法とは】

カッピングを行う時に使用するものが透明のカップです。
透明のカップを症状が現れている箇所の皮膚に吸着させ、中を真空状態にします。
それによって皮膚がカップに吸い込まれるように引っ張られることから、「吸い玉療法」とも呼ばれています。

 

【カッピングの効果とは】

カッピングを行うと、皮膚や筋肉に対して刺激を与えることが可能となるため、血液やリンパの流れが促進されます。
その結果、老廃物や痛み物質が体外に排出しやすくなり、疲労回復効果や疼痛緩和効果が期待できます。

カッピングはかつて水泳界のタイトルを総なめにしたマイケル・フェルプス選手がおこなったことでも知られており、多くのアスリートが体調管理目的で導入しています。

カッピングを行うと、血液の循環が良くなり、老廃物や痛み物質の除去が期待できます。
そのため、次のような症状に悩まされている方におすすめです。

【カッピングにより改善が期待される症状】

 

◆肩や腰の痛み

肩や腰がなぜ痛みを感じるかというと、筋肉の柔軟性が失われ硬くなることで血管が圧迫されるためです。
その血流が滞り、痛みを感じる部位にカッピングを行い、血流を促進することで老廃物や痛み物質を流していきます。

 

◆足のむくみ

足のむくみのほとんどは血行不良によって起こると言われています。
特にふくらはぎの筋肉が硬くなると、心臓へと血液を送り返す力が弱くなります。
カッピングをおこなうと、心臓へと血液を送り返す働きをサポートできるので、むくみの改善にも繋がります。

カッピングにはその他にも、デトックスや花粉症の軽減、自律神経のバランス調整など、さまざまな効果が期待されています。